小学生から始まった英語の授業。以前より今の方が、英語学習は「基礎知識」として認識されつつあります。
そこで人気なのが英語の習い事。ですが、親目線から見ると英会話教室にはさまざまな種類があり、どれを選べばよいのかわからなくなってしまいますよね。
従来の英会話教室に加えて、今ではオンラインスクールも充実しています。今回は小学生の子どもにとって適した英会話の学び方とは何かを考えるために、英会話教室とオンラインスクールの人気10校をピックアップ。その特徴もあわせてご紹介します。
また、オンライン人気の背景から見える親にとっての「子どもの習い事で困るポイント」も調べました。習い事を続けやすい英語学童という選択肢についても、詳しくご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ▼
- 小学生の子どもに英語を習わせたい方
- 子どもの英語習得を高めたい方
- 子どものオンラインでの習い事に興味がある方
この記事ではこんなことがわかります▼
- オンライン学習のメリット、デメリット
- 英会話教室のメリット、デメリット
- 小学生向けのおすすめ英語学習法
1.小学生の英会話は教室・オンラインのどちらがおすすめ?
小学生に英会話を学ばせたいとき、多くの人が「英会話教室」を思い浮かべます。そんな英会話教室にはさまざまな種類がありますが、大きく2つに分けると
- 従来通りの対面式英会話教室
- どこからでもアクセスできるオンライン教室
があります。
オンラインスクールは感染症蔓延が始まったころから普及が広がり、今では対面式英会話教室を提供する企業でも、オンライン強化をすることも。小学生向け英会話としてオンライン講座も充実しており、親としては「どちらがいいの?」と悩むポイントのひとつになります。
そこで、まずは対面式の英会話教室とオンライン教室のどちらがおすすめなのか、そのメリットとデメリットをまとめました。一緒にチェックしていきましょう。
1-1.英会話教室のメリット・デメリット
まずは英会話教室のメリット・デメリットをご紹介します。順番に見ていきましょう。
1-1-1.英会話教室のメリット
- 正しい英語の発音、イントネーションやニュアンスを真似しやすい
- 学校外の交友関係を広められる
- 課外授業やイベントなどさまざまな経験が得られる
- 「預かり保育」として利用できることもある
対面で行う英会話教室では、子どもにとって慣れない英語の環境に早く慣れてくれることが大きなメリットです。講師とやりとりするのもスムーズなので、学習中につまずいた部分があれば比較的スムーズに解決できるでしょう。
また、教室にはさまざまな生徒が集まります。学校外の生徒がいれば交友関係を広めることもできるため、お友達作りとしても利用するメリットはありそうですよね。
親にとっては英会話教室に行っている間は、家を空けておける時間になります。この間に用事を済ませることもできるため、学童保育のような使い方として英会話教室を利用する方もいるでしょう。
1-1-2.英会話教室のデメリット
- 子どもが学校や自宅から自力で通わないといけない、送迎が必要になることも
- 自宅で英会話教室の宿題を見る必要がある
- 講師や授業の質によっては独特の訛りがある英語を覚えることも
- 学校の授業レベルが低く感じてしまう
小学生が英会話を学ぶうえでメリットも大きい英会話教室ですが、一方でデメリットもあります。
特に親として気になるのは、教室に連れて行く必要のある対面式だと、送迎など親の協力が必須となる点です。働いている方や下の子の送迎も重なっている場合は、英会話教室に通うこと自体が難しいですよね。
自宅に近い英会話教室なら子どもが自力で通うこともできますが、低学年のうちや夜遅くなると心配も大きいもの。また、選択肢も狭まり英会話教室選びはさらに複雑になってしまいます。
1-2.オンライン英会話のメリット・デメリット
次は今普及が広まっているオンライン英会話のメリット・デメリットから、その特徴をチェックしてみましょう。
1-1-1.オンライン英会話のメリット
- 送迎の必要がない
- 自宅で英語学習するので親は見守れて安心
- マンツーマンなのでじっくり英語に集中できる
- 落ち着く時間と環境で英語学習できる
対面式英会話教室との最大の違いは、「自宅でレッスンを受けられる」ため、落ち着いた過ごし方ができることです。親の送迎が難しくて習い事を諦めていたり、クラス授業だと恥ずかしくて集中できなかったりする子どもには、オンライン英会話のメリットは大きいでしょう。子どもが英会話教室を頑張っている様子も、親はしっかり見守ることができます。
自宅で好きな時間を選び学習できるので、子どもにとってもリラックスして勉強に挑めます。ほとんどのオンライン英会話教室では講師と子どもの1対1なので、発語回数が自然と増えるのも嬉しいポイントですね。親の「小学生の頃から英会話能力を早く習得して欲しい」といった願いにも答えられます。
1-1-2.オンライン英会話のデメリット
- 「みんなで楽しく」学ぶことはできない
- 環境やパソコンなどを用意する必要がある
- 20分間ずっと座りっぱなしで疲れることも…
- 予約が取りにくいオンラインスクールもある
オンライン英会話は基本的にマンツーマン。そのため、みんなでわいわい学習することや、仲間と一緒に学んで競争し合うといった経験は得られません。「自分だけで英語を習うのがつまらない」と感じてしまう子にとっては、続けにくい形式と言えそうです。親はモチベーション維持のために、工夫することが求められます。
オンライン英会話は小学生向けだと平均して30分以内と、対面式よりは短め。ですが途中休憩がなく1対1のぶん気が抜けないので、小学校低学年など年齢が低いうちは集中力が続かないこともあるでしょう。
また、事前予約必須であるため「毎週決まった時間になったら英語レッスンが始まる」のではないのもデメリットのひとつ。子どものやる気と学習状況、次の課題などを各家庭である程度サポートする必要があります。
1-3.子どもにあったサービスの選び
説明したように、小学生から英会話を学べる「英会話教室」や「オンラインスクール」にはさまざまなメリット・デメリットがあります。これらを踏まえて子どもにどういった英語学習環境を用意すればよいのか、考えてみましょう。
まず、「親の都合で送迎ができない」「送迎時間を考えると英語教室が負担になる」「他の習い事もあり子どもが忙しい」のならオンラインスクールがおすすめです。今では働いている親も多く、なかなか放課後のピンポイントな時間を使って送迎するのは負担になってしまいますよね。オンラインスクールの最大の特徴は「時間と場所を選ばず英語学習できる」ので、子どもにとっても続けやすいです。
一方で、「英検取得や受験を視野に入れている」「たくさんの友達を作って欲しい」「毎週この時間を指定して通いたい」のであれば対面式の英語教室が適しているでしょう。オンラインスクールでも英語教室と同様に英語学習はできますが、やはり対面の方が問題点を解決しやすく、さらにインプット(予習・復習)に取り組みやすいです。英検などでは実際に対面試験もあるので、より実践的な英語を学ぶことが求められます。
「どちらがよいのか分からない…」という方は、気軽に始められるオンラインスクールからやってみて、うまくいかないようなら対面式に切り替えるのもひとつの手段でしょう。英語教室は月謝以外に入会費などかかるので、コストのかからないオンラインで試してみて、次第に対面式に切り替えるという方もいます。
Point
オンラインスクールと対面式英会話教室はそれそれメリット・デメリットがあるため、自分の子どもにあった学習方法を選択する必要がある
2.小学生におすすめの英会話教室5選
英会話教室のメリット・デメリットを押さえたうえで、小学生に合う英会話教室とはどのようなものか気になりますよね。
ここからはおすすめの英会話教室5選をご紹介します。その特徴もまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2-1.シェーン英会話 子ども英語
対象年齢 | 2~5歳、小学生、中学生 |
ネイティブ講師の有無 | 有 |
レッスン人数、クラス編成 | マンツーマングループペア |
開校地域 | 関東東海関西九州 |
その他ポイント | ネイティブ講師が英語を教える「直接教授法」を採用13段階のレベル分けで子どもにあった英語が学べる毎回のレッスンで子どもに最適な自習教材の提供がある |
シェーン英会話は、ネイティブ講師のみを採用した「直接伝授法」を行う本格的英語教室。小学生向けのコースでも、英語を母国語とした先生から実践的な英会話方法を学べます。授業内容は年齢や能力に合わせた13段階のレベル分けによって、子どもの今の英語力を高めるカリキュラムが組まれています。
小学生の子どもに英会話を学ばせたくなるきっかけはさまざま。「英語の習い事は初めて」という方から「授業の補足として英語を習いたい」「海外留学を視野にいれた英語力を高めたい」という方までいますよね。子どもが授業に遅れることなく、また物足りなさも感じることのない工夫は、シェーン英会話ならではと言えそうです。
毎回のレッスンでは、その子にあわせた宿題が用意されます。これはシェーン英会話オリジナルテキストであり、子どもが無理なく予習・復習ができるもの。宿題をこなすことで週に1度の英語学習をより充実したものにでき、自宅でも親が「子どもの英語習得状況」を確認できるので、効果を実感しやすそうですね。
>>シェーン英会話 子ども英語
2-2.AEON KIDS
対象年齢 | 1歳~中学生 |
ネイティブ講師の有無 | 有(コース、クラスによって異なる) |
レッスン人数、クラス編成 | 少人数クラス(~6人) |
開校地域 | 全国 |
その他ポイント | 年齢別に細かく分けたクラス編成講師陣は英語教育、児童教育のプロフェッショナル全国各地に教室があり、通いやすい |
全国に拠点を持ち、通いやすい立地なのが特徴的なイーオンキッズ。なかにはショッピングモール内に開設された校舎もあるので、送迎しやすく駐車場の心配もなし、子どもの習い事中には買い物も済ませられるといったメリットがあります。
イーオンキッズのコースは、「外国人教師クラス」と「日本人教師クラス」から選べます。外国人教師からは本場の発音や言い回しが学べ、日本人教師からは日本語を交えながらより英語の理解を深めることができるでしょう。
授業では英検取得やTOEICの受験も視野に入れたコースもあり、本格的な英会話を小学生から学ばせたい方にもおすすめです。小学生のコースでは年齢と能力によって細かく4段階に分かれているため、子どもの学習状況に合わせてコース選択ができます。
>>AEON KIDS
2-3.BE studio
対象年齢 | 9ヵ月~中学生 |
ネイティブ講師の有無 | 有(Internationalプログラム) |
レッスン人数、クラス編成 | 1クラス6~8名の少人数制 |
開校地域 | 全国 |
その他ポイント | 大手通信教育企業と老舗英語教室のノウハウを活かしたレッスン展開全国各地に教室があり、通いやすい子どもに人気のしまじろうと一緒に英語を学べる |
子どもにとってしまじろうでおなじみのベネッセ、40年以上の実績がある英会話教室こども英会話のミネルヴァが開校したのが、ビースタジオです。全国の拠点数は約1700教室と幅広い展開が特徴的で、自宅近くの教室が検索しやすいのが嬉しいポイントですね。
レッスン形式は日本人講師によるオールイングリッシュを採用したスタンダードコース、外国人講師がレッスンを行うインターナショナルコースの2タイプから選べます。どちらも英語の授業中はずっと英語を話すスタイルなので、英語学習に最適な「英語漬け」の環境が整っていることが特徴的でしょう。
授業以外にも、留学生との交流やイベント、イベントレッスンも充実。楽しい雰囲気で英語の授業を受けさせたい方や、小学生から中学生への英語学習準備を視野にいれたい方におすすめの英語教室です。
>>Be Studio
2-4.Gaba Kids
対象年齢 | 小学生 |
ネイティブ講師の有無 | 有 |
レッスン人数、クラス編成 | マンツーマンレッスン |
開校地域 | 関東中部関西 |
その他ポイント | 恥ずかしがり屋の子でも1対1の授業で安心バイリンガル、ネイティブ講師のみで本格的な英語も習得できる自由にレッスン時間を選択できる予約制 |
対面式英会話教室のなかでも、珍しいマンツーマンレッスンを徹底するGaba Kids。子どもに英語を教える児童教育にも長けているネイティブ講師が担当しており、1対1で子どもの英語能力を効果的に引き出してくれます。
授業内容はその子それぞれに合わせた内容なので、テキストを使いながらも誰一人として同じペースでは進みません。子どもの興味がある話題や好きなこと・ものの話を交えながら進むので、人見知りの激しい子でも続けられたという口コミも見られました。
使用しているテキストはオックスフォード大学出版の教材で、世界標準の英語を学べます。マンツーマンだとどうしてもアウトプット(表現)に傾きがちなイメージがありますが、こういった本格的テキストを使用することでインプット(学ぶ)場面も強化。英語の4技能「読む」「書く」「聞く」「話す」をバランスよく身に付けることができます。
>>Gaba Kids
2-5.ECC KIDS
対象年齢 | 1歳半~中学生 |
ネイティブ講師の有無 | 有 |
レッスン人数、クラス編成 | 少人数クラス(6~10人)(マンツーマンレッスンも選択可能) |
開校地域 | 全国 |
その他ポイント | 英検対策コースやオンラインレッスンも選べる季節のイベントやキャンプ、親子留学プログラムもあり「楽しく学ぶ」と「しっかり学ぶ」のメリハリがあり、授業の雰囲気はとてもフレンドリー |
1962年に創業された老舗のECCグループが運営するECCキッズ。同じECCグループには「ECCジュニア」がありますが、ECCジュニアは全国のホームティーチャーが自宅で開校するのに対し、ECCキッズはECC外語学院のネイティブ講師が授業を行うという違いがあります。
老舗グループだけあって、小学生向け英会話の学習ノウハウは圧倒的に豊富。子どもだけでなく親からも人気が高く、実績豊富なスクールと言えそうです。
授業内容は英語の4技能をバランスよく習得できます。英語にまだ慣れない低学年向けには楽しく学べるようモニターとカードを使用。子どもが飽きさせない工夫を凝らしながら、授業が展開していきます。
また、小学校高学年からはより本格的な英語学習に移行。中学校で習う分野の英語やより実践的な英語文法を中心に学べるため、小学生の頃からこれからの英語授業に備えることもできます。
口コミをチェックしてみると「教材がカラフルでわかりやすい」「授業はオールイングリッシュで海外留学みたい」といったものも。教室の内装もカラフルなので、子どもに楽しく英語を学んで欲しい方にはおすすめできる英語教室です。
>>ECC キッズ
3.小学生におすすめのオンライン英会話5選
次は、小学生向けのオンライン英会話教室おすすめ5校をご紹介します。最近増えてきたオンライン教室といっても、まだ「どういうところが人気?」「どこを選べばいい?」と悩む方は多いです。
対面ではない分、オンライン講座なら全国どこからでも申し込めるので、より選択肢は広くなってしまいますよね。
ポイントはオンライン英会話ごとの特徴を捉え、子どもに合ったものを選ぶことです。5校を詳しくチェックしていきましょう。
3-1.QQキッズ
月額料金 | 2,680円~ |
1レッスンの時間 | 25分 |
ネイティブ講師の有無 | 無 |
その他特徴 | レッスンの録画、見学機能付き使いきれないポイントは家族とシェアできるマンツーマンレッスンで英語に集中できる |
他社と比べてコスパが良いと評判のQQキッズ。月額2,680円から始めることができ、この価格の安さは業界でも有名です。QQキッズはポイント制になっていて、もし子どもが月内で使いきれなかったらきょうだいや親がポイントを利用して他講座を受講することもできます。
授業はマンツーマンレッスンが基本。講師はネイティブ講師ではありませんが、フィリピン人講師で質がよいと口コミでも評判でした。幼児教育に長けている講師が多い印象で、英語の初級者から上級レベルを扱う子どもまで、満足の行くレッスンが受けられるでしょう。
学習内容はレベル別で選ぶことができ、この選択は追加料金不要です。通常の4倍の学習速度で英語が上達できると話題の「カランメソッド」を取り入れており、ほかの小学生向けオンライン英会話にはない特徴も豊富に揃っています。
>>QQキッズ
3-2.ハッチリンクジュニア
月額料金 | 3,035円~ |
1レッスンの時間 | 25分 |
ネイティブ講師の有無 | 無 |
その他特徴 | 当月分のレッスンはまとめて予約可能料金プランはきょうだいでシェアOK授業要領準拠のコースあり |
ハッチリンクジュニアはトレーニングを受けたフィリピン人講師が授業を担当する、こちらもマンツーマンのオンライン英会話です。ほかのオンラインスクールと異なるのは、学習指導要領準拠の小学生向けコースがあり、授業に合わせた英語学習をオンラインで受けられる部分でしょう。授業の補足や英語に対する苦手意識をなくしたいと思う小学生の子どもにとって、気軽に試せるオンライン英会話です。
オンライン英会話で面倒になるのが、次のレッスン日の予約。オンラインで完結することとはいえレッスン終わりに次の予約をするのは手間で、「忘れてしまって次第にオンラインレッスンをしなくなってしまった」ということも多いですよね。ハッチリンクジュニアはひと月分ならまとめてレッスン予約ができるため、学習計画も立てやすいのが特徴です。
>>ハッチリンクジュニア
3-3.Berlitz Kids
月額料金 | 44,000円(3ヶ月分、まとめて更新) |
1レッスンの時間 | 40分 |
ネイティブ講師の有無 | 有 |
その他特徴 | 自由予約制で好きな時間に英語学習できるネイティブ講師による上質な授業がそのままオンラインに接続トラブルやシステム面でのサポートあり |
全国の教室でも英語学習を行うベルリッツキッズは、オンライン学習を強化中。今注目されているオンラインスクールです。ベルリッツでの小学生向けオンラインコースは、小学3年生から。40分という1レッスンが長めに設定されていることから、小学校低学年での学習は対面授業を選ぶとよいでしょう。
オンラインレッスンと対面授業に変わりはありません。オンラインのみ録画・録音OKで、授業中分からなかったところを復習しやすいシステムが整っています。復習用教材を購入する必要もないため、コスト面でも優れていますよね。
ベルリッツは今オンライン学習に力を入れていることもあり、講師はオンライン専任英語教師が担当。オンラインならではの「伝わりにくさ」を解消でき、子どもにもわかりやすいレッスンが特徴です。オンライン学習のなかでも、より対面授業の雰囲気で小学生に学んでほしい、本格的な英語を学ばせたいという方にはベルリッツキッズがおすすめです。
>>Berlitz Kids
3-4.Kimini
月額料金 | 2,156円~ |
1レッスンの時間 | 15~30分 |
ネイティブ講師の有無 | 無 |
その他特徴 | 教育系書籍出版経験のある「学研」が提供するオンライン学習英検対策教材も豊富夏期講習、冬期講習も受講できる |
Kiminiは大手教育系書籍出版企業の「学研」が運営するオンライン英会話。大人向け講座も人気ですが、子どもに向けた英会話教室も幼児から受講できます。学研が開発したオリジナル教材に沿って進むため、わかりやすさはオンライン英会話の中でもトップクラス。小学生向けでも英検対策コースが受講でき、より本格的な英語学習を目指す子にとってもおすすめです。
学研の厳しい基準をクリアした先生しか在籍しておらず、レッスンはフィリピン人講師が担当します。マンツーマンレッスンという特徴を生かし、Kiminiでは「話す力」に特化した授業を展開しているため、対面授業以上にスピーキング能力を鍛えることができます。
月額料金が安いことも特徴的ですが、授業時間も自由に設定OK。短い講座だと子どもの隙間時間にこなすことができるため、気軽に英語レッスンを楽しめますよ。
>>Kimini 学研のオンライン英会話
3-5.ワールドトーク
月額料金 | 3,000円~ |
1レッスンの時間 | 25分 |
ネイティブ講師の有無 | 無 |
その他特徴 | あえて日本人講師を採用することで小学生にも分かりやすい授業日本語でも質問OK講師によって必要ポイントが異なる |
ワールドトークでは、登録した講師を生徒が選び、オンライン英会話のレッスンを受けられる新しいタイプの学習サイトです。小学生向けの講師も充実しており、日本人講師が多い印象。これは「分からないことが多い子どもでも安心してオンラインレッスンが受けられるように」という配慮からなのだそうです。
そのため、日本語を使った質問もOK。保護者からも「子どもだけでオンラインレッスンできるので負担が少なくなった」「子どもが英語に意欲を示すようになった」と評判です。
オンライン英会話は慣れないオンライン学習に加えて、英語を使う講師とマンツーマンであることが多いですよね。1度オンライン学習に失敗すると、子どもにとってはネガティブなイメージが強くなり続けられないことも。こうした点に配慮されているので、英語初心者の子ども向け講座としておすすめです。
また、ワールドトークでは英検対策や授業対策も充実。実践的な英語を学ぶことも可能です。
>>ワールドトーク
4.小学生の英会話力アップには英語学童もおすすめ!
小学生で英会話能力を高めるには「英会話教室」「オンラインスクール」の2つだけでなく、英語学童という選択肢もあります。
英語学童とは学童保育(アフタースクール)と英会話教室をひとつにした施設。民間学童の分類なので、親の就労条件などがなく誰でも入学できます。
英会話教室でのネックになるポイントは「親が送迎しなくてはならない」という点であり、オンラインスクールのネックポイントは「対面ではないため実践的な英語を学びにくい」という点でしたよね。
これらをすべてカバーできるのが英語学童です。
4-1.英語学童ならではのメリット
小学生が英会話を学ぶうえで、英語学童ならではのメリットを以下の3つにまとめました。ひとつずつチェックしていきましょう。
4-1-1.放課後の時間をすべて使うので英語に触れる時間が長い
英語学童は学童保育の側面もあるため、開校時間が英語教室よりも長めです。英語教室は平均して1時間、オンライン学習だと30分程度ですが、英語学童ならそれよりも長い「放課後の時間」をすべて使って英会話に慣れ親しめます。
また英語学童では延長保育が可能なところも多く、親が「レッスン終わりまでに迎えに行けない」という忙しい方にもおすすめ。英語に触れる時間が長ければ長いほど習得も早くなるので、英会話レッスンの効果が目に見えるのも嬉しいポイントです。
Point
一般的な英会話教室よりも、英語学童なら小学生の頃から長く英語に触れ合える
4-1-2.体を動かしながら英語を楽しむことができる
オンラインスクールでは、どうしても20分以上は座っておかなくてはなりません。集中力が切れたり低学年の子だと「20分もじっとしておくのは難しい!」という場合も珍しくないでしょう。
英語学童ではゲームやスポーツなどのアクティビティを通じて英語を学ぶこともでき、体を動かし楽しみながら英語学習を進めていきます。学習塾のように座学中心でもないため、子どもの好奇心を満たしながら英語を身につけられるのは大きなメリットと言えそうですね。
4-1-3.交友関係も広がり英語のモチベーションが保てる
英語学童ではさまざまな地区のお友達が集まります。学校外の交友関係も広くなり、お友達が増えるのもメリットのひとつ。
英語学習はどうしても子どもにとって「慣れないもの」「難しいもの」というイメージを持たれがちですが、お友達と一緒なら楽しく学べるでしょう。オンライン英会話では満たされなかった「一人で学習するためモチベーションを保ちにくい」点も、英語学童ではカバーできるのです。
4-2.英語学童選びのポイント
英会話教室やオンライン英会話にもたくさんの種類があるように、英語学童にもさまざまな施設があります。いざ通おうと思ったときに、どこにすればよいか迷ってしまうこともあるでしょう。
英語学童選びのポイントとして、
- 親の送迎のしやすさ、送迎サービスの有無
- 予算内に収まる料金か
- 英語学習目的に合ったカリキュラムか
- スクール内の雰囲気が子どもに合っているか
- 講師との相性
などがあげられます。特に送迎のしやすさは注目しておきたいポイントです。
ほとんどの英語学童には送迎サービスがありますが、帰りは親が迎えに行くことを想定し、仕事が終わる時間まで預かってくれるかどうかはよくチェックしておきましょう。
また、習い事として英語学童を利用する場合でも、子どもは長い時間を英語学童で過ごします。講師や周りのお友達、スクールの雰囲気が子どもと合っているかもあわせて確認しておきたいところですね。
ほとんどの英語学童には無料体験レッスンが用意されているので、入学前に一度親子で見学してみるとよいでしょう。子どもに合う英語学童を見つけて、賢く活用してみてくださいね。
まとめ
小学生向け英会話の勉強方法は、英会話教室からオンライン学習、そして英語学童までさまざま。それぞれの特徴を押さえ、親子にとって続けやすいものを選んでみましょう。
キッズパスポートは横浜市にあるオールイングリッシュの英語学童です。ネイティブ講師による充実した英語学習はもちろん、送迎サービスや食事付きで親へのサポートも豊富。学童保育として利用もできますが、週に1、2度の英会話教室としての利用もおすすめです。
気になる方はぜひ無料体験から始めてみてくださいね。
投稿者プロフィール
-
西田 幸次
-
楽しい・ワクワク・ドキドキを抱えながら、日本語を自然と覚えたように英語を習得して欲しい…それがキッズパスポートの目標です。
スクール長として、時にはお料理担当として子どもたちと触れ合い、日々の表情に気を配りながら、子どもたちの成長と「やりたい!」という意欲を育んでいきたいと考えております。
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