教えていなくても自然と英語が出てきている。そんな生徒さんが増えてきました。
本日はとても天気がよく、生徒さんたちも元気良く来校です!
公園でTreasure Hunt ”How many did you find?”
先生が事前に公園の至るところに隠したTreasure(宝)をいくつ見つけることができるでしょうか?
ご褒美があると聞いて張り切る生徒さん達は、”Ready? 3. 2. 1. GO!!”の掛け声でみんな一斉に公園中を探し回ります。”How many did you find?” ”I found one” ”Go find more!”など、途中の先生との会話もぜいぜいと息が上がるほど興奮気味でした。
集めた宝物をそれぞれ報告してもらいます。“I have one blue and one green.”と先生達に報告しながら、色と”I have ~”を組み合わせて表現する練習をします。3つ見つけられた生徒さんが二人いたので”Rock Paper Scissors”で1位を決めました!一番多く見つけられた生徒さんはハイチューを二つゲット!あとのみんなは一つずつもらい、仲良くみんなで食べました。
普段大人しく発言数が少ない生徒さんも、夢中になれるアクテビティでは、元気良く見よう見まねで英語を使います。また外出時のルールや出掛けるとき、帰った時のワードも、毎日の繰り返しで覚えてくると、気兼ねなく英語でコミュニケーションをとれます。「繰り返し」と「新しい表現」をバランス良く組み合わせて、「聞く」「話す」を積み重ねていくことが大事です。
“It’s a ~.” “They are ~s.”の使い分けの練習をしよう。
スクリーンにシルエットだけの絵や写真を見せながら何が映し出されているか?を当てるゲームの開始です。
最初の問題は簡単だったようでみんな”They’re bananas!!”とすぐに答えられましたが、次の問題は少し難しくなかなか答えが出なかったものの、どんどんズームアウトしていくと・・・”It’s a gorilla!!!!”と元気な声が響きました。
何か?を答えるだけでなく、「何をしているか?」“What’s the gorilla doing?” “It’s eating a banana.”など”、表現の幅を広げながら、センテンスと新しいワードの練習も一緒に行いました。
子供は「右脳」=絵などからまずは情報を読み取ります。そこに左脳=言語や論理などを繰り返しのなかで覚えていけるような工夫をしながら、且つ楽しく自然と英語が覚えられるような工夫をしています。
カードゲームは「楽しむ」と「英語の繰り返し」で効果的
2~13,エース,ジョーカーの強さの順番のルールでゲーム開始です。みんな順にカードを出していき、一番強いカードを出した人が勝ちです。
”
I have a four.” “I have a queen!”など”I have a ~.”と言いながらカードを出していきます。強運の生徒さんは、強いカードを次々と出していき先生たちをどんどん負かしていきます。逆に先生が強いカードを出すと”Oh no, it’s an ace!” “Oh my god!”と頭を抱える生徒さんもいたりと、本気で勝負に取り組む姿が印象的でした。
カードゲームは一定の周期で同じ言葉、動作を繰り返していくことができるので、英語のレッスンとしても、非常に有効です。
また、最近の変化として感じるのは、ちょっとした感情表現等、先生の見よう見まねなのか、あえて教えなくても、いつの間にか吸収している生徒さんが多く見受けられます。先生達も同じシチュエーションでも違う表現をあえて使いながら、表現の幅を広げていけるように、使う言葉の工夫をしています。
英語は特に初期の段階では、楽しみながら「聞く=INPUT」「話す=OUTPUT」をバランスよく行うことが最適だと考えます。また体を使ったり、作業をしながらあるものを完成させたり、友達と協力しながら、時にはちょっとしたご褒美のために等、あくまで「手段としての英語」であることで、生徒さんの「英語をもっと話せるようになりたい」という動機付けにつながります。机に向かう勉強もとても大事ですが、そのINPUTをOUTPUTする場面を作って初めてその勉強にも効果があります。ゲームやアクティビティを行いながら楽しく、知らぬ間に徐々に英語を身につける経験は「英語を喋ることが楽しい」と感じるきっかけや学校の授業にも必ず活きて来ます。
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