キッズパスポートでは、平日の通常レッスンの無料体験の参加を受け付けております。

どんなことも言葉にすること、伝えることが大切。キッズパスポートの先生インタビュー!

キッズパスポートは、まるで留学をしているかのような空間で、自然な英語を身に付けられるアフタースクール。
学校や英会話スクールで学ぶような英語とは少し異なる、独自のメソッドでお子さんたちの英語力を高めていきます。

キッスパスポート独自のメソッドには、先生方の並々ならぬこだわりや、熱い想いが詰まっています。
今回は、キッズパスポートのスクールマネージャーである西田 真妃先生と、講師のジェームス・キャスパー先生に、インタビューをさせていただきました!


取材・文:根本 理沙(株式会社Lipple

−−まずは、自己紹介をお願いします!

ジェームス先生(以下、ジェームス):ジェームスです。アメリカ出身で、私の教育者としてのキャリアは10年前、中国で始まりました。4年間中国で教師として働いた後、3〜6ヶ月ほどタイでも教師として働いていましたよ。日本では4年間、小中学校でALT(外国語指導助手)の仕事をしていた経験があり、今はキッズパスポートで働いています。

教育者になる前から、日本に来たいという気持ちがありました。実は、私は大学で日本について学んでいたんです。日本文化と日本語を特に勉強していました。日本の文化に関する論文を書いたりもしましたね。
他の人たちはアニメ文化にものすごく傾倒していましたが、私は日本社会の価値観、コアバリューについて学んだのですが、それが日本へ行きたいという気持ちを駆り立てました。

日本についてだけでなく、心理学についても学びました。私は心理学が大好き!その影響もあり、「人と話すこと」が好きですね。
心理学は学びの場にも適用できます。今まで世界中で出会ってきた生徒たち、これから出会う生徒たち、どの子どももみな、違った心理を持っているのです。

そういった子どもたちと出会うことは、私にとって、とても魅力的です。まるでパズルを解くようなもの。
私がルービックキューブ手にとるとします。どんな見た目か知っていますよね?
ゴールは今の形から戻すことかもしれないし、今の形から進めていくことかもしれません。

子どもたちも同じ。私たちはキッズパスポートの「息遣い」を持っており、それぞれ個人の「息遣い」もあるし、違っているべきです。
だからどの生徒も違うし、私たちは彼らをよく見て、彼らに対してどんなことをすべきか、次のステップは何か、何が起きているのかを注視する必要があります。

そういった意味で、心理学の知識は、キッズパスポートでの日々の助けとなっていますね。

マキ先生(以下、マキ):アメリカで7年間留学をしていました。オクラホマ州という、ほとんどの人が「どこ?」と言うほどマイナーなあまり日本人もいないような州です。

日本人も数えるほどしか住んでいないので、もちろん日本の物も売っていません。
国内外からの観光客は来ない、見所もない、リアルにカウボーイがたくさんいる、街を少し離れると牧場と荒野だらけ・・・
こんな環境が、逆に「英語を話せないと生き抜いていけない」と思わせてくれたので、必死で英会話に取り組めました。
「英語を話せるようになって帰って来る」という当初の留学目的は達成できたので良かった(笑)

語学学校、旅行学の専門学校と短期大学を卒業後に日本に帰国をしてからは、秘書や英文事務の仕事で英語に携わっていました。
日本で語学力を活かした仕事といっても、どうしても文章でのみの使用に留まってしまっていたので、英語を話せる環境で働きたい!という思いから、英会話スクールでのお仕事を始め、その英会話スクールでの経験が今につながっています。

−−お2人がキッズパスポートに参加した経緯を教えてください。

ジェームス:私が最初に日本を訪れて、ALT(外国語指導助手)として就職をした会社のオリエンテーションで、他のたくさんの先生と出会いました。
その後、オリエンテーションで出会った友人の一人から、「今こういうところで働いているが、一緒にどう?」とメッセージがきました。

友人は、私がこの仕事に最適だと思っていたようです(笑)
ちょうど、その当時住んでいた地域から引っ越し、環境を変えたいと思っていたので、彼の誘いに乗ってキッズパスポートへやってきました。

マキ:キッズパスポートの西田校長(私の主人です)がもともと働いていた会社で、子どもたちに英語を教える環境を提供するための新規事業を始めるという話がありました。

事業の立ち上げにあたり、語学力と英会話スクールでの経験や、外国人講師のコミュニティのつながりから私に白羽の矢が立ち、一緒に良いスクールを作らないかとお声がけをいただいたことがきっかけです。

−−キッズパスポートに参加すると決めた時、どのような気持ちを抱いていましたか?

ジェームス:今までととても違った経験なんだと感じました。キッズパスポートは、今とは大きく異なる形でスタートしました。
生徒の数も違いましたし、真新しい保育園スクールでしたし、新しいコンセプトだったのです。まるで、まっさらなキャンバスに絵を描くようなものでしたね。

私たちはチームとして、どんな方向性をとっていったらいいか理解しようとしていました。キッズパスポートのメンバーとしては新人でありながら、既存の英語教育を行う保育園スクールとは、クオリティに関してかなり異なった考えを持っていました。

話し合いを繰り返すうちに、向かうべき先について確信が生まれました。とても刺激的な体験でした。
私たちは何かを作り上げ、そして今でも何かを作り上げています(笑)

マキ:英会話スクールでのレッスンは基本的に勉強をするので、文法や単語の勉強にはなるけど、フリースタイルでの会話ができるようにはならないんだよなぁ・・・
と、働きながら漠然と感じていました。
英会話スクールで教えている先生たちの中にも同じように感じている先生がたくさんいましたね。

「会話の重要さ」を重んじる同志たちと同じ目標に向かって、一緒により良いものを作り出していけることには、とても嬉しい気持ちでいっぱいでした。

−−キッズパスポートはどのようなスクールですか?

マキ:キッズパスポートは、学童保育機能付きの英会話スクールです。

テストでは良い点を取れるし、英検も合格をした、でも単純に外国人から道を聞かれるなど、ふと話しかけられた時にフリーズをしてろくに言葉が出てこないのが残念ながら今の日本で見られる多くのパターンかと思います。

正しい文法じゃなくて良いから、知っている単語を使って相手に言葉で伝える。

これをするには「話すトレーニング」が必須なんです。

ただ、日本ではなかなかこの「話すトレーニング」ができる環境がないんですよね。
自分が英語を話せるようになったのは留学をして、日々のすべてを英語で過ごすことができたから、キッズパスポートでは日本にいながらその体験ができる環境を子どもたちに提供をしています。

ジェームス:私たちはこのスクールをとてもゆっくり前進させながら、少しずつ形を変えてきました。開校時、生徒の数はとても少なかったのです。5〜10人くらい。ところが、今は30〜40人ほどいます。

最初の生徒が5から10人のころから同じことをしていました。より大きいグループ相手でも同じことができます。私たちは継続的に変化しながら、成長しており、今でも私たち自身の人格を成長させてきました。

目標として、このスクールをもっと違ったものにしたい、柔軟にしたいということがあります。なので、先生も、生徒さんも柔軟にならなければならないのです。カリキュムも柔軟である必要がありますね。

キッズパスポートは常に成長し続けており、常に新しいことをし続け、変わっていっています。私たちは自分たちが過去に行ってきたことを、どれだけ効果的だったのか見直し、ブラッシュアップしていく必要があるのか、それとも大きく変える必要があるのか、育てる必要があるのか、といったことを考えます。

教育には柔軟さが鍵です。だからどんな子も見捨てません。なぜなら、心理学に立ち戻れば、誰もが違う考えや感じ方をもっているから。

実践してすぐに身に付く子もいれば、何度も繰り返し実践することで身に付く子もいます。そのため、私たちはどのような子どもたちにも対応できるノウハウを持っています。

月曜日から金曜日まで大まかなスケジュールは同じですが、通っている子どもたちは毎日異なります。静かな子どもが多い日はいつもより静かにし、1日を通して1対1のやりとりを重視したり、元気な子どもが集まっている時は、より生き生きと、元気に接します。そうすると、私たちはよりひとつのグループとなれるのです。

生徒さんによって、接するパターンは無限にあります。私たちは常に柔軟でなければならないのです。

−−カリキュラムの中で、先生がこだわっていることや、大切にしていることを教えてください。

ジェームス:フレキシビリティ(柔軟性)が大きな特徴だと思います。1日の流れの中で、ある程度決まったことを実施しているのですが、そこにいる生徒さんの人数やレベル、キャラクターによって、先生のテンションや、アプローチの仕方を全部変えていますね。

マキ:常に生徒さんたちの様子は見ています。この子は楽しそうにしているけどこの子は楽しくなさそうだな、と全体を見て、カリキュラムそのものを変えるのか、その子にアプローチをして気持ちを変えてあげるのか・・・
そういったことを気にしながら、生徒さんと接していますね。

フレキシビリティという部分に関しては、基本は決まったカリキュラムを進めるけれど、その日の生徒さんの様子や、雰囲気によって変えることも多いですね。先生たちは全員、よく周りをみて柔軟に対応しています。

先生全員がただそこにいるだけでなく、同じ視点や観点をもって動けるチーワークがあるんですね。
1週間同じレッスンをやっているけれど、昨日と今日は全然違うという日もかなり多いです。週5日来たとしても、いろいろなパターンのカリキュラムを楽しめますね。

−−カリキュラムの運用体制は、ジェームス先生が中心となって決めていったのですか?

マキ:ジェームスと、当時いた先生と、私と・・・チームで話し合って決めました。
先生たちの「英語」という視点や、子どもたちと接している部分だったり、あとは日本の子どもってこういうところがあるよねという意見だったりとか。

子どもだけでなく、保護者から求められているのはこういうことだよ、世の中はこういう流れだよという話もしましたね。いろいろな要素について洗い出して、少しずつ決めていったという感じですね。

ジェームス先生:そう!あはは!(笑)

マキ:で、そこでまとまったものがファイナルではないんですよ(笑)
1年経ったら世の中の在り方は、大きく変わっているかもしれないし。今はまさにそうですよね。今までの当たり前が当たり前じゃなくなるようなことが、世の中で起きている。

ジェームス:生徒さんと過ごすなかで話しているだけでも、毎日キッズパスポートの姿は変わっていきますね。いつも何かが起こったら話をしますね。
昨日はこうだったけど、今は違うよね、とか。

マキ:そうそう。話し合いは、何かを思った時に、すぐ話すようにしています。後回しにしちゃうと忘れちゃったりするし。

子どもたちを指導する時もそうですね。その場で起こったことはその場で話さないと、次の日に昨日はこうだったよねって話しても、子どもへはあまり効果がないんです。

ジェームス:そうだね。カリキュラムは、型にハマっていないね。
生徒さんは。幼稚園の年長さんから小学6年生までいるんですけど、年が上だから偉いとか、英語が上手だから偉いとか、そういったことは一切ありません。

キッズパスポートには、「7ルール」という独自のルールがあり、年次や英語の習熟度に関係なく、教えてあげてね、ルールを破った人がいたら指摘してね、というシステムなんですよ。
先生同士でも同じようにしています。他の先生に対して間違っていると思ったら、私からそれは賛成できないな、と伝えますし、逆も同じです。新しく入ってきた先生だったとしても、気になったことはどんどん意見してもらって、よりよい環境にしていこうと考えています。
それがチームワークだと思いますね。

マキ:ある意味ヒエラルキーがないと言いますか、先生の中でも意見は言い合う。それが崩れてしまうと、お互いの視点という部分が生きてこないんですよね。

ジェームス:先生だから、とか子どもだから、とか関係なくて、長く通っている子は私たちよりよくスケジュールを知っているから、「ジェームス、この時間はこれやる時間じゃないよ!」と指摘されることもありますね(笑)

子どもたちの意見をフレキシブルに、人からの意見だと捉えて聞けるのが先生として大切。
私たちのコンセプトとしても、子どもたちの意識としても、全てがイコールになっていないと、やりづらいですね。

−−毎日生徒さんと過ごしていて、喜びを感じる瞬間はどんな時ですか?

ジェームス:成長ですね、英語だけでなく、人として、性格まで変わったね、というところを見られるところかな。

マキ:そうそう。だから私たち、テストに受かったとか英検に受かったという報告って、そんなに喜ばないんですよ(笑)もちろん嬉しいんですけど、へーよかったね!ってくらい(笑)

それよりも、ここで過ごすことによって、生徒さんが人として良い方向に変化している姿を見られることの方が、嬉しいと感じます。

生徒さんの中にはシャイな子も多いのですが、ある日突然開花する瞬間があるんですよ。
例えば、週2回通っているシャイな子が、3年くらい経つと、いきなり喋れるようになるんですよ。この間まであんなにシャイで喋れない子だったのに、急に意見をたくさん言えるようになったりとか。

そういう時は先生同士でも、嬉しいね〜って話しますね。
ここにくると、ものすごく喋るんですよと保護者の方にお伝えすると、保護者の方も喜んでくれます。

キッズパスポートに通っている生徒さんは、ここでのキャラクターはまた別のキャラクターとしてきてくれているイメージですね。

ジェームス:そうだね。

マキ:そうやって一人ひとりに向き合って、彼らの成長を見守り続けることは、喜びでもありますし、やりがいも感じます。
大変な時もありますが(笑)、それ以上にやりがいを感じています。

−−チーム内のコミュニケーションは、どのようなことを大切にしていますか?

マキ:お互いの仕事という部分をリスペクトしています。
例えば、私たち管理側がこうしたい、ああしたい、と思っていても、一方的に何かを判断して進めていくことはありません。
先生方とはチームでやっているという意識があるので、全員が納得してくれないと困ってしまいます。

その納得してもらう、という部分が、リスペクトに当たると思いますね。自分たちはこういう風にやっていきたい、と思っていても、それをお互いに理解し合い、リスペクトし合わないと、バランスが取れなくなってしまうんですね。

ジェームス:そう。マキ先生は私にとって上司なので、敬意を持っていますし、ある程度の壁はあります。一方で一緒に運営している、チームの一員でもある。
これは人格面と敬意のちょうどいいバランスの上になりたっているのだと思います。だから、何かを厳しくルール化すべきものではないと思いますね。

お互いの仕事、プロフェッショナルな部分をリスペクトしながら、一緒に進めていくということが大切ですね。

−−ぶつかった時はどうやって解決していますか?

ジェームズ:話し合います(笑)

マキ:全部話すね(笑)

ジェームズ:冷静に、攻撃的にならないで、落ち着いて問題について話し合うのです。

もちろん私たちの間にトラブルや意見の違いが起こることはあります。
トラブルに対する最良の解決策は話し合うことです。保育ビジネスの中で何を優先すべきか、を軸にして、とことん話し合うのです。

−−とことん話し合う、というのは、個人的に欧米らしい考え方に感じますが、あえてそうしているということはありますか?

マキ:いや、そういうわけじゃないですね。

ジェームス:アメリカ、日本と偏るのではなく、ミックスなんですよね。それぞれのカルチャーや考え方をベースに置くとなると、話し合うのが一番効率的なのです。

ここは日本だけれど、日本の文化や考え方をベースにすると、極端な教育しかできなくなる。たとえば、考え方として最適でも、日本の保護者の方には理解してもらえないとか。日本の学校教育はこうだから、ここは間違えてはいけないよね、とか、ブラしてはいけないところは、きちんと固めています。

マキ:ちなみに、生徒さんにも、何でも話そうと伝えています。発言することが恥ずかしいとか、発言して間違えたらどうしようとか、そういう気持ちは外に置いてきてください、ここには必要ないです、と。

生徒さんが何か悩みを抱えていて、それに気づいたスタッフは話しかけたりしてますね。スタッフ同士であの子なんか元気ないよね?って相談したり。

−−言語化させることを大切にしているんですね。

マキ:そうですね。気になっているなら喋ろうよ、という感じで。心配なら、嫌なら、言葉にしてと。心の中で思っていても通じないですからね、エスパーじゃないので(笑)

言葉に出して良いんだとなると、生徒さんたちもどんどん遠慮なく言ってくるようになりますよ(笑)
でもそれが英語力の向上につながってくるんですよね。

生徒さんたちも、多分先生のことを、先生というよりは、知り合いのお兄さんお姉さんだと思って接しているんじゃないかな。

先生たちは、オンとオフの切り替えはしっかりしていますよ。楽しい時は楽しくワイワイやってますが。子どもと遊びまわったりね(笑)
でもダメな時は、顔つきや声色などバチッと空気を変えて、叱ったり、話をしたりしています。
生徒さんたちは、先生のサインをしっかり読み取ってくれています。

聞かなきゃいけない、リスペクトしなきゃいけない存在だけど、恐れなくていい、と思っています。

−−キッズパスポートの将来像を教えてください。

ジェームズ:正しく英語を知っているのと、使いこなせるという違いが難しくて。私たちは使いこなせるようになってほしいので、そこは変わらずに目指していきたいですね。

先ほども少し話しましたが、英検やTOEICで良い成績を修めていても、実際に活用できなければ、頑張って勉強した時間がもったいない。
正しい英語を喋れるわけじゃないけど、じゃあ会話しようとなった時に、自発的に発信することができる人をたくさん育てたいですね。

マキ:そうそう。ナチュラルな英語を使えるようになってほしいですね。
生徒さんたちって、私たちの会話をよく聞いているんですよ。時々、教えていないのに、実は〜って生徒さんが言いたい時に「Actually〜」ってかっこよく言ってくれたり(笑)

そういうことを自然とやってくれるのが嬉しい。それができる子どもがいっぱい増えて欲しいですね。

キッズパスポートにきたらみんなそうなってほしいですね。
ゴールはないです。子どもたちと先生と、みんなで理想のキッズパスポートをつくっていきたいです。

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